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淡いグリーン背景

埼玉県で抗加齢医療ならメディクス草加クリニック

お知らせ

♨ 過ぎたるは及ばざるがごとし?その2

  • メディクス草加クリニック
  • 8月7日
  • 読了時間: 2分

先日より、体内のミトコンドリアや活性酸素種(ROS)について少しお話をしています。

ビタミンCは抗酸化物質の中の一つであることは、皆さんよくご存じでしょう。

当院の点滴療法の中に、一般的ビタミンCの注射があります。それとは別に、高濃度ビタミンCの点滴がございます。この高濃度ビタミンCの点滴は一般的ビタミンC点滴の延長線の上に存在するものではありません。これを施行しますと、ビタミンCの血中濃度が10-20mMまで上昇します。

そうすると、なにが起こるかと申しますと、簡単に言うとH2O2が大量に細胞外・細胞内に拡散します。そうなのです、酸化促進作用を持つことになります。これが、がん細胞に対して比較的選択的細胞障害をもたらします。これによって、癌細胞を攻撃しようとする試みです。


この機序を示す論文の一つが、Chen Q et al.による下記の論文です。

Chen Q, Espey MG, Krishna MC, et al.

"Pharmacologic ascorbic acid concentrations selectively kill cancer cells: action as a pro-drug to deliver hydrogen peroxide to tissues."

  • 雑誌Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) 

  • 2005;102(38):13604–13609

  Chen Q, et al.

 Ascorbate in pharmacologic concentrations selectively generates ascorbate radical and hydrogen peroxide in extracellular fluid in vivo. 

 PNAS. 2007;104:8749–8754

 

臨床的には、いまだ以上述べた抗腫瘍効果が明確に証明されているわけではございませんが、当院の点滴処方の中には採用されています。この、高濃度ビタミンCの点滴をご希望の方は、以上の事実を認識したうえでご利用することをお勧めします。

また、この件に関して、少し別の見方から考えることもできますので、次回時間があれば少し、ご紹介いたします。


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