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埼玉県で抗加齢医療ならメディクス草加クリニック
お知らせ


♨ 過ぎたるは及ばざるがごとし?その2
先日より、体内のミトコンドリアや活性酸素種(ROS)について少しお話をしています。 ビタミンCは抗酸化物質の中の一つであることは、皆さんよくご存じでしょう。 当院の点滴療法の中に、一般的ビタミンCの注射があります。それとは別に、高濃度ビタミンCの点滴がございます。この高濃度ビタミンCの点滴は一般的ビタミンC点滴の延長線の上に存在するものではありません。これを施行しますと、ビタミンCの血中濃度が10-20mMまで上昇します。 そうすると、なにが起こるかと申しますと、簡単に言うとH2O2が大量に細胞外・細胞内に拡散します。そうなのです、酸化促進作用を持つことになります。これが、がん細胞に対して比較的選択的細胞障害をもたらします。これによって、癌細胞を攻撃しようとする試みです。 この機序を示す論文の一つが、Chen Q et al.による下記の論文です。 Chen Q, Espey MG, Krishna MC, et al. "Pharmacologic ascorbic acid concentrations selectively kill ca
H Izumoto,MD
8月7日


♨ 過ぎたるは及ばざるがごとし?
その1 ROS(活性酸素種)は、世の中では、表面的には細胞を傷つける悪役のように単純な考え方もあるようですが(私も最初はそう勘違いしていました)、ROSには、本当は二面性があります。 ROSは低用量あるいは適量であれば、生命維持に必要なシグナル因子として働きます。 例えば・・・ ① 細胞内シグナル伝達の調節。MAPK route, AMPK, mTOR, NF-κB などの経路の調節。 ② ミトコンドリアの新生。例えば運動するとROSが筋細胞内で増加し、PGC-1αを経てミトコンドリアが増えます。 ③ 免疫防御。細菌や真菌が体内に侵入した時に、好中球(白血球の一種)やマクロファージが大量のROSを産生し、ばい菌を撃退します。 ④ 幹細胞制御。 低いレベルのROSは造血・腸管・神経幹細胞の分化・増殖シグナルに関係します。 ⑤ オートファージ誘導。適量のROSは細胞の、オートファージあるいはミトファージを活性化し、 細胞や組織の掃除をします。 逆に、ROSが過剰になると、悪い弊害が見えてきます。 ① DNAの損傷 DNAの塩基には、A,T
H Izumoto,MD
7月30日


ROSについて
先程申し上げたように、 ミトコンドリアがATPを作る過程で、活性酸素を発生します。(ROS) 適量のROSは、細胞内シグナル伝達と免疫機能に必要な存在です。 ① 細胞内シグナル ROSのうち、とくに過酸化水素(H2O2)は拡散し、標的タンパク質の一部を可逆的に酸化し、その働きを調節します。 例えば; ・細胞増殖 ・細胞分化 ・血管修復 ・ ストレス応答 などです。 運動した後、筋肉のミトコンドリアからROSが生産され、これが刺激となって、 ミトコンドリアの新生、抗酸化酵素の増加、筋持久力の向上の反応が誘導されます。スイッチの働きです。 ② 免疫機能 ROSは皆さんご存じのように、免疫細胞が病原体を排除するための、「剣」となります。好中球(白血球)やマクロファージは細菌をその細胞内に取り込むと、NADPHオキシダーゼという酵素を活性化し、ROSを大量に製造します。この時に製造されたROS「剣」は、細菌の細胞膜、DNA, タンパク質を破壊し、病原菌を殺菌します。 Longevity, Beauty, & We
H Izumoto,MD
7月9日
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